結婚式をした会場の近くにカフェがある。ここは結婚式場の提携しているカフェで、結婚式を挙げた人は10%オフになる。時間があったので久しぶりに夫と行った。
モーニングはプラス料金だったので、ドリンクだけ頼んだら、おまけのお菓子がついてきた。予想外のお菓子の嬉しさたるや。器が作家もの!って感じで可愛い。夫と、家を建てるならこういう間取りがいいという意見交換をしながらお茶タイム。間取り考えるの楽しいよねぇ。家を建てる訳じゃないけど、考えるのだけタダだもんねぇ。
中庭には、もみじ🍁こういう縁側で風を感じながら読書したら気持ちいいだろうなぁ。
結婚式場の前を通ったら、結婚式っぽい参列者の姿が。7年前くらいの結婚式を思い出し、胸が温かくなる。自分の大好きな大切な人達がわざわざ集まってくれたあの日は、今思い出しても結婚式をして良かったなと思う。チャペルに今にも泣きそうな父と入場する時の高揚感、扉が開いた時の大切な人達の笑顔、ヴェールを下げる時にエンターテイメント性(※)を忘れない母、お色直しで“お兄ちゃ〜ん“と呼んだら片手を挙げながら「僕が兄です」アピールをしながら盛り上げてくれた兄。
※母は、私の友人から名前で呼ばれるほど、親しみやすさがあるため、ヴェールを下げる時も、あのシーンとした感動的な雰囲気の中、よいしょと言いながらヴェールを下げて、友人たちから優しい笑い声を引き出していた。その時、父はバージンロードをゆっくり1歩ずつ歩けるかどうか心配している表情だった。
ツッコミ担当の母と兄、ボケ担当の父と私。分担がハッキリしていたため、日々の会話もどれたけ面白いことを言えるかを鍛える場にもなった。そんな日々を思い出しながら読む花嫁の手紙は、みんなの涙を誘う感動的な内容だった。気がする。そうであってほしい。あの時は号泣で、みんなの表情をみてる余裕なんかなかった。けど、父は口角だだ下がり、眉毛はハの字のいかにも花嫁の父らしい顔、いつも強気な母が涙をためる顔、兄は何やら顎に手を当て手紙の内容について思案する顔、友人達の泣き顔、の写真見る限り、涙を誘っちゃってる雰囲気はある。ま、誘わなくても誘っても、両親たちへこれまでの感謝が伝わっていればそれでいいじゃないか。そうだそうだ。