父の誕生日。還暦+1歳。父は祝ってもらうのが大好きだ。こないだ父の日に、サウナハットにもなるタオルをあげたら、ハットにする方法がイマイチ分からないと言い、結局タオルとして使っているみたいだ。このタオルよりも、一緒に送った父の似顔絵の方が嬉しかったらしく、母曰くずっとニコニコ(ニヤニヤ?)しながら見てくれているらしい。色鉛筆で幼稚園児が描くような絵にも関わらず、やはり子供が描いた絵は嬉しいようだ。
去年の夏、還暦祝いにみんなで旅館に行く計画があった。が、しかし、泊まる数日前に母がコロナになり、結局、父は来ることができなかった。でも直前のため、キャンセル料はかかる。なので、両親の代わりに母の弟夫婦が来ることになり、主役不在のまま、子や孫が思う存分美味しいものを食べて、広い温泉でまったりした。父は自分が行けなかったのをずっと悔やんでいて、それから帰省するたびに「ところで還暦祝いは?」「還暦祝いで美味しいもの食べたい」と言い、3回ほど外食した。毎回、「はい、還暦祝い乾杯🍻」とお祝いの言葉をかけ、その度に、あれもう何回かこの言葉言ってるぞと、みんな思いながら乾杯し続けた。
もう1年経ったので、還暦祝いの呪縛からは解かれていい頃合いだろう。ということで、しつこく“お祝い“の請求をしても、みんな懲りずに祝ってくれて良かったね。これからもみんなに愛される父でいてね。お誕生日おめでとう🥳