川岸でお弁当を食べてたら、カメラを持ったおばあちゃんが「この構図で撮ると、四方に桜がきてすごく綺麗に撮れるよ」と声をかけてくれたので、私も真似してパシャリ。そのおばあちゃんは、シャッターを安易に押さずに、キチッと自分の中で満足がいく時に押す、らしく頑張って同じ体勢で何度もピントを合わせてた。今という美しい一瞬を残そうとしているのが伝わって、お年寄りになっても、こういう風に何かに夢中になったりできるのってすごく素敵だなと思った。
こうやって桜の花びらが流れるのを見てると、人生のように見えてくる。流れゆく花びらに、風が吹いて新たに散った花びらが加わる。2、3枚固まって流れてると思えば、1枚だけ途中から離れたり、でもまた元に戻ったり、岸にへばりついたり、、、せわしなく過ぎる、何が起こるかわからない人生のよう。
鳥の鳴き声、水の流れの音、風に揺れてカサカサいう草花、太陽に反射してキラキラ光る水面、水面にうつる黄色いお花、パステルブルーの空、、、自然は広大で美しい。地球がうまれて46億年、人間の一生は80年くらい、人間の一生は一瞬だから、小さなことは気にせず、この自然の美しさを存分に堪能しよう！
